ぼんぼち・好きな映画ベスト10  [感想文]

えいが.jpg

1位 「ドグラ・マグラ」 松本俊夫 日本
   
   原作は夢野久作の同名小説。 
   あえてつじつまの合わないシークエンスをつなげる事で、メタシアター的スタンスからも観客を
   狂気の世界に導く計算には 舌を巻かずにおれない!


2位 「ヤン・シュヴァンクマイエル短編集」 ヤン・シュヴァンクマイエル チェコ
   
   世界アニメーション界の第一人者ヤン氏の真骨頂。 
   クレイ スチル オブジェクト ピクシレーション・・・様々なアニメーション技術で以って、時にお
   どろおどろしく時にユーモラスに 日常から反体制までのテーマを呼吸(いき)づかせる!


3位 「他人の顔」 勅使河原宏 日本
   
    原作は安部公房の同名小説。 
    映画化の為に安部氏自らが脚本を書き下ろした。 
    非リアリズムに構築された美術が重く硬質的に テーマを力強く後押しする!


4位 「不思議惑星キン・ザ・ザ」 ゲオルギー・ダネリア ソ連
    
   ぺレストロイカ以前のソ連を、これ以上はない皮肉で描き切った 反体制映画の最高峰!


5位 「変身」 ワレーリィ・フォーキン ロシア
   
   カフカの同名小説の映画化。 
   流石スタニスラフスキーシステム発祥の国と頷ける 演劇的構造作品。 
   彩度を抑えた中間色でまとめた映像も美しい!


6位 「π(パイ)」 ダーレン・アノロフスキー アメリカ
   
    一分の隙なく完成されたハイコントラストの白黒の映像とテムポのある乾いた音楽が、計算
    され尽くした緩急で以って 呼吸(いき)もつかせず迫り来る!


7位 「つぶれかかった右眼のために」 松本俊夫 日本
   
    2スクリーンに3プロジェクターで映し出されるアートドキュメンタリー作品。 
    流石 松本氏の着眼点と発想!


8位 「押絵と旅する男」 川島透 日本
   
    江戸川乱歩の同名の短編小説を 乱歩の世界を損なうことなく劇場上映尺に膨らませた
    達作。 
    過去と未来が交差し 時に重なる脚本は見事!


9位 「鉄男」 塚本晋也 日本
   
    魂の奥底の叫びを託したアニメーションシーンは圧巻! 
    日本的な湿度を根底に漂わせながらもドイツ的エッセンスも感じさせる塚本デビュー作。


10位 「SPACY」 伊藤高志 日本
    
    バスケットボールのシュート、ただこれだけのモチーフで 観客を酩酊状態に追い込むスチ
    ルアニメーション技術は天晴れ!


次点 「H2O」 ラルフ・シュタイナー アメリカ

    水が水であるという描写から単なる美しい図形へと 視点をじょじょに移行させる技術と感
    性に溜息!

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青山実花

この中で観ているのは
「他人の顔」だけです~^^;
他の作品、ソフトがあるかどうかも
調べてみないと私には分かりませんが、
可能な限り観てみたいです。
by 青山実花 (2015-12-27 07:25) 

マリー

映画で観たものはありません
小説として好きなのは「変身」と
異色で難解 未だに不可解・・・「ドグラ・マグラ」
あ~久しぶりに読んでみたくなりましたが・・・
体調のいい時にチャレンジします
「メタフィクション」 と云えますよね。
びっくり桂枝雀さんが出てる~でした。

by マリー (2015-12-27 09:04) 

えーちゃん

ぜーんぶ知らない映画だわ(^^;
by えーちゃん (2015-12-27 11:09) 

きよたん

押絵と旅する男 良かったですね
by きよたん (2015-12-27 13:33) 

リンさん

「鉄男」以外は知りませんでした。
ぼんぼちさん、かなりマニアックですよね。
by リンさん (2015-12-27 16:16) 

hypo

塚本監督の鉄男は僕も好きです、主演の田口トモロヲさんはばちかぶりの頃からのファンで、レコードそして鉄男はLDで持っています。
たまに見たくなるんだよね~この映画…。
by hypo (2015-12-27 16:23) 

そらへい

たぶん、どれも見たことがないと思います。
カフカ「変身」は見てみたいですね。
by そらへい (2015-12-27 17:58) 

ラック

押絵と旅する男 大好きな作品です。
どんな風に映像化されたのか観てみたいです!
by ラック (2015-12-27 18:02) 

リュカ

ドグラ・マグラは私も好きです。
本を読んだあと観たんだったなぁ^^
電子書籍でも持ってます(笑)
by リュカ (2015-12-27 20:39) 

裏・市長

すいません、出直して来ます。
かろうじて「鉄男」のタイトルだけしか知らん・・・
なんて言えない。

この空気の中で、
主役交代劇のアニメ映画最高峰は、
「マジンガーZ対暗黒大将軍」だなんて、
言えるハズもない・・・。
by 裏・市長 (2015-12-27 21:02) 

majyo

私もわからない映画ばかりです。この一年
ドキュメンタリーの映画しか見ていないような・・・
メジャーではないものに良い映画があるのかもしれません
by majyo (2015-12-27 21:06) 

johncomeback

夢野久作の「ドグラ・マグラ」は高校生の頃に読みましたが、
理解できませんでした。大学時代は毎日2冊以上本を読んで
いましたが、今は月に数冊のカメラ雑誌を読むだけです(-_-;
by johncomeback (2015-12-27 22:26) 

ぼんぼちぼちぼち

青山実花 さん

2 7 10 時点 は、劇映画ではないので、映画といえば劇映画を観るというかたにはお馴染みではない作品かも知れやせんが、いずれも非常に完成度の高い作品でやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 11:46) 

ぼんぼちぼちぼち

マリーさん

「変身」も「ドグラマグラ」も、文学史上に遺り続ける大傑作でやすよね。
映画化されたらがっかり・・・なんてことが多い中、これらは決して原作を汚していない素晴らしい創りと成ってやす。
ドグラマグラの正木先生役の桂枝雀、名演技でやす。
枝雀さんが演ってなかったら あそこまで怪しさと怖さは出なかったろうと思いやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 11:55) 

ぼんぼちぼちぼち

えーちゃんさん

バリバリ商業の映画だけが好き というかたは、これらの作品にはご興味ないと思いやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 11:58) 

ぼんぼちぼちぼち

きよたんさん

押絵と旅する男、脚本といい画といい主演の浜村純さん少年時代役の子役・・・いずれも完璧でやしたね!
欠点は唯一つ、主人公の義姉役の鷲尾いさ子さんがミスキャストだったことでやすね。
演技が下手過ぎるしあの役を演るには身体が大きすぎる。
まぁ、創り手側にも事情があったのでやしょうけど、もしも、あの役がぴったりな役者さんにあてられていたら
欠点のない作品と成り、あっしはもっと高順位に付けてやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 12:09) 

ぼんぼちぼちぼち

リンさんさん

あっし自身は、マニアックという自覚はないのでやすが、あっしのような者は世間的にはそう呼ばれるようでやすね。
あっしは映画はジャンル偏らず---商業も非商業も集団で創った映画も個人映画も劇映画もドキュメンタリーも文化映画も---あれこれ観るのでやすが
色んなジャンルを観る人=マニアック
商業の劇映画だけを観る人=一般的
のようで(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 12:15) 

ぼんぼちぼちぼち

hypo さん

田口トモロヲさんは、「アイデン&ティティ」で、監督としても開花されやしたね。多才なかたでやす。
きちんと説明する演技をなさいやすね。
田口さんが鉄男にどういう経緯でキャスティングされたか、その理由が面白い!
オフレコの話なのでここには書けないのでやすが、直接お逢いする機会があったら、お教えしたいでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 12:26) 

ぼんぼちぼちぼち

そらへいさん

変身、最上級の出来でやすよ!
DVDになっているので 是非ご覧になってくだされ!
監督は、何度も変身を舞台化させてきたという演劇界のかただそうで
どうりで虫の状態の表現の発想や演技のつけかたが舞台っぽい。
一方、舞台では不可能な映像ならではの表現も駆使されていて
お見事!と拍手を送りたいでやすo(◎o◎)o
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 12:36) 

ぼんぼちぼちぼち

ラックさん

機会があったら是非とも観られてくだされ!
乱歩ファン、原作ファンの期待を裏切らない達作でやす。
原作は、列車内での語りに了るとても短い作品でやすが、映画では
浅草の街や吉原、魚津も出てきやす。
残念ながら、VHSにはなっているもののDVD化はされていないようで
あっしは以前に 友人にDVDに焼いてもらったものを鑑賞してやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 15:03) 

ぼんぼちぼちぼち

リュカさん

おぉ!ドグラマグラ観られたのでやすね!
呉一郎役は松田洋治さんでやしたね。
松田洋治さんもいい芝居をされていたのでやすが
あっし個人的には、二十歳前後の頃の藤原竜也さんが演じたのも観てみたかったなぁと 脳内シュミレーションしてやす。
作品の世界観と藤原さんの容姿・演技の方向性が一致しているな と。
勿論 時代が違うので 物理的に不可能な話ではありやすが(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 15:16) 

ぼんぼちぼちぼち

裏・市長 さん

鉄男は、塚本晋也監督が、「六月の蛇」で世界のツカモトになってから 過去作品としてメジャーになったようでやすね。
あっしは個人的には、六月の蛇以前の、デコボコてあらっ削りで尋常じゃないエネルギーが噴出している頃の塚本作品群が好きでやす。

うむ、セル系アニメーションも熱烈なファンが多いでやすね。
あっしは、セル系アニメーションにはとんと疎いでやすf(◎o◎)
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 15:25) 

ぼんぼちぼちぼち

majyo さん

ドキュメンタリー映画にも秀作は幾多ありやすね。
majyo さんが特にお好きな作品は何か、気になりやす。
あっしが選んだベスト10+1の中に ドキュメンタリーは、7位の「つぶれかかった右眼のために」一つしか入ってないでやすが
これもかなり好きなドキュメンタリー作品でやす。
荻野茂二「寒天」http://blog.so-net.ne.jp/bon-bochi/2010-07-04
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 15:38) 

ぼんぼちぼちぼち

johncomebackさん

ドグラマグラ、難解な小説といえば必ず挙がるタイトルでやすね。
あれだけのものを書きあげた夢野久作のエネルギーからして常軌を逸したものを感じやすね。
そう、大人になると 本を読む時間がなくなりやすね。
毎日2冊以上読まれてたなんて尊敬でやす!
あっしは大学そのものにも行ってないので 羨ましくもありやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 15:48) 

薔薇少女

「不思議惑星キン・ザ・ザ」、前の記事にテレビで観ましたって書いたけど、
もう一度テレビでやってくれないかなぁ~o(*^▽^*)o♪

私が一番強烈に心に残っている映画は、
東宝系の映画館に勤めて初めて見た映画『パピヨン』です。
場内監視で何度も何度も見ていると、主人公が海へ飛び込んで
脱走に成功するラストシーンで、支えてる人の影が映り込んで
しまって居た事がとても印象深く思い出されます!
40数年前の出来事です。
by 薔薇少女 (2015-12-28 20:47) 

ぼんぼちぼちぼち

薔薇少女 さん

不思議惑星キン・ザ・ザ、あの皮肉っぷりは最高でやすよね!
廃材のオブジェのような美術も造形的に見事でやすね。
何度も放映されて、一人でも多くの人に知ってもらいたい映画でやす。

なるほど、パピヨン、有名作品でやすね。
何度も観ていると、様々な細かい所に気付けたりしやすね。
うっかりスタッフや機材の影が映り込んでる、ありがちでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-28 21:43) 

hana2015

わ!どれも見事に難解で、マニアックな作品ばかり。。
夢野久作の小説「ドグラ・マグラ」、安倍公房作品の「他人の顔」・・・と聞いた事はあるものの、読んだ事のない本です。監督が勅使河原宏…と言うのも、マニアだわぁ~!
この中で読んだ経験があるのは、江戸川乱歩の「押絵と旅する男」のみ!
ダーレン・アノロフスキーの「π」は、彼のデビュー作品でしたか。
M・ロークの「レスラー」が面白かったから、その後期待して観た「ブラック・スワン」はイマイチなイメージが残りました。

by hana2015 (2015-12-28 21:51) 

足立sunny

映画としては全部知りませんので、自分はとても平凡だということを認識しました。
by 足立sunny (2015-12-29 02:11) 

ぷち

今年は1本も映画を観なかったなー。
来年は一睡もしないで、観るぞ。
by ぷち (2015-12-29 11:50) 

ぼんぼちぼちぼち

hana2015 さん

勅使河原宏と安部公房コンビは、他に「砂の女」「おとし穴」も創ってやすね。
これらも非常に達作でやすが、あっしは個人的に この「他人の顔」が、美術が前衛的でダントツに好きなので、順位的にここに入れやした。

ダーレン・アノロフスキー、そう、πがデビュー作でやす。
あの作品が素晴らしかったので 二作目も期待して劇場に観に行ったのでやすが
どうしようもない駄作でやした。もはやタイトルすら憶えてやせん。
これは、アノロフスキーがダメになったのではなく、諸々の事情があって仕方なくあのような作品にしなければならなかった 一番辛かったのは監督本人だったろう と おおいに察するところでやすが。
「ブラックスワン」も観やした。人に「すごくいいから!」とススメられて。
でも、あっし個人としては、単なる無難な商業作品 別段観なくても良かった と思いやした。
勿論、個人的主観でやすが
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-29 12:01) 

ぼんぼちぼちぼち

足立sunnyさん

あっしは、みなさんのコメントを読んで、自分が非凡であることを認めないわけにはいかなくなりやしたf(◎o◎)
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-29 12:04) 

ぼんぼちぼちぼち

ぷちさん

一睡もしないでとは気合い入ってやすね!
来年どんな映画観られるのか 気になりやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-29 12:06) 

ちゃーちゃん

こんにちわ!
映画と言うものを、此処数十年間劇場で見た事の無い私は、全く知らないのもばかりです。
せいぜいTVドラマしか見た事が無いのでお話について行けませんが、
今年はぽんぽちぽちぽちさんのブログで、新しい発見や物の目の付け何処とか
面白く楽しませて頂きました。
有り難うございました・・・来年も年の離れたバァちゃんですが、宜しく
御付き合い下さいネ。ぽんぽちぽちぽちさんにハッピーな年になります様に遠くから祈っていますよ(^_-)-☆
by ちゃーちゃん (2015-12-29 15:59) 

lequiche

んむんむ。
ぼんぼちぼちぼちさんが非凡なことは確かですね。
これらの映画は1本も観ていませんが、
夢野、安部、カフカ、乱歩の原作は読んでいます。
傾向に一貫したものを感じます。

松本俊夫が2本ありますし、
その松本俊夫のドグラ・マグラ、良いんですね。そうかぁ。(^^;)
by lequiche (2015-12-29 17:44) 

風船かずら

昔は梯子するくらい映画が好きだったのですが、最近ほとんどみていません。来年はもう少し映画も見てみたいなと思います。ぼんぼちぼちぼちさんが挙げられている作品みてみたいです。
by 風船かずら (2015-12-29 19:35) 

南穂

一位と二位は私も大好きな作品です^^

by 南穂 (2015-12-29 19:39) 

ちゅんちゅんちゅん

おはようございます!
「鉄男」しか観ていないです・・・
夢野作品の映像はとても興味があるので
観てみたいと思います。
映画=ホラーな自分
来年こそは!世界を広げたいです^^;
by ちゅんちゅんちゅん (2015-12-30 07:26) 

ぼんぼちぼちぼち

ちゃーちゃんさん

今年もぼんぼちの 自己満足で我が道を突っ走る記事にお付き合いくださり ありがとでやす・ぺこりっ
あっしもちゃーちゃんさんの日常生活 お庭の草花の写真などなど 楽しく拝見いたしやした。
来年もちゃーちゃんさんにとって良き年でありやすように(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-30 11:22) 

ぼんぼちぼちぼち

lequiche さん

あぁ、言われてみれば確かに、夢野、安部、カフカ、乱歩、一貫したものがありやすね。
ご指摘で初めて気付かされやしたf(◎o◎)

松本俊夫先生は、あっしが一番尊敬する映像作家で、講義やトークショーを拝聴に出向いたことも二度ありやす。
ドグラマグラ、機会があったら 是非ご覧になってくだされ(◎o◎)/
正木先生役の桂枝雀さんの演技も 大きな見どころでやす。
松本先生の作品、他には、2丁目の世界をドキュメンタリーを挿入して劇映画に仕立てた「薔薇の葬列」 赤外線フィルムを使ったスチルアニメーション「アートマン」も素晴らしいでやす。

by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-30 11:42) 

ぼんぼちぼちぼち

風船かずらさん

映画を観に行くのも習慣になるから、観るときはしょっちゅう観るし、観なくなると とんと観なくなってしまいやすね。
次点の作品以外は、日本で発売されてるので、機会があったらご覧になってくだされ!(8位はVHSにしかなってないようでやすが)

H2Oは、最初 映像学校の講習で観て、後に、個人経営のレンタル店の店主がアメリカで発売されていたDVDを個人で取り寄せたものを あっしが買ったので
観ることのできる機会はごく稀かも知れやせん(◎o◎)b

by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-30 11:54) 

ぼんぼちぼちぼち

南穂 さん

おぉ!そうでやしたか!
今コメント欄にて ヤン・シュヴァンクマイエルに触れてくださったかた初めてでやす!
南穂 さんは特にどの短編作品が好きなのか 気になりやす。
あっしは、「石のゲーム」「対話の可能性」「肉片の恋」「部屋」「アナザー・カインド・オブ・ラブ」あたりかなぁ。
好き嫌いがハッキリ分かれる映像作家だと思いやすが、退廃的なもの おどろおどろしいものが好きな人にはツボでやすよね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-30 12:21) 

ぼんぼちぼちぼち

ちゅんちゅんちゅんさん

ドグラマグラ、大きなレンタル屋さんだったらあると思うので、是非ご覧になってくだされ!
原作の世界観を損なうことなく巧く劇場上映尺にまとめてあり
画も おどろおどろしく美しいでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-30 12:29) 

南穂

短編ではないですが一番好きなのは「アリス」です^^
彼の作品はどれも好きです
ビデオは処分してしまったので これこれと上げられないのですが
あの時代の閉塞感と退廃的な雰囲気・・好きです

ちょっと毛色は違いますが
チェブラーシカみたいな 哀愁をおびた作品も好きです
ドグラマグラは 九大の精神科が舞台ですよね
裏も表もなく 脳髄を搔き回されるような 作品ですねw

by 南穂 (2015-12-30 19:33) 

sasanono

次点も含めて11作品、全部観てません !
もしかして、マニアックなチョイスなのか ?
もしかして、私が映画音痴なのか ? (大笑)
by sasanono (2015-12-31 11:34) 

ぼんぼちぼちぼち

南穂 さん

おぉ!「アリス」が一番お好きでやすか!
暗~くて妖くて、ヤン氏ならではのアリス世界でやすよね!
よくぞ創ってくれたo(◎o◎)oと拍手を送りたい作品でやす。

チェブラーシカもお好きなのでやすね。
ということは、「霧につつまれたハリネズミ」あたりもお好きかな?

ドグラマグラ、精神科の解放治療場の真ん中に ガンダーラ仏像の巨大な頭部が置かれているところなども 作品世界をより盛りたてていて良かったでやすねo(◎o◎)o
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-31 12:11) 

ぼんぼちぼちぼち

sasanonoさん

あっし自身はマニアックという自覚はなかったのでやすが、どうもマニアック以外のナニモノでもないようでやすf(◎o◎)
まぁ、10位と次点の作品は、アート系映画の勉強をした人じゃないと知らないだろうな とは思ってやしたが。
こんな自己満足の塊の記事にお付き合いくださり ありがとでやす・ぺこりっ
by ぼんぼちぼちぼち (2015-12-31 12:19) 

末尾ルコ(アルベール)

夢野久作の文庫がなぜかいつも傍にあるわたしですが、映画「ドグラ・マグラ」は陽の光の感覚が幻惑的で大好きです。
昨年のお記事へのコメント、失礼いたしました。

                    RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2016-02-06 08:42) 

ぼんぼちぼちぼち

末尾ルコ(アルベール)さん

おぉ!「ドグラマグラ」お好きでやすか!
陽の光の感覚が幻惑的・・・そうでやすね。
さすが元々は美術を勉強しておられた松本先生でこその映像表現でやすね。
ホリヒロシ氏の人形が効果的に使われているところなどもいいでやすよね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-02-06 10:51) 

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