さいなら・Ⅲ  [作文]

いつものように朝遅く目覚めたあっしは、ゆうべは 唯一無二の呑み仲間である蟹田氏に パソコンの調子を診てもらい、氏の正体が何物であるか ますます翻弄されつつも、すれ切れた畳に丸くなり 高いびきをかく氏を横に あっしも眠りについたことを思い出しやした。
あっしが氏を何物であるかを探れば、氏は またいつもの如く ヒラリと交わすと解っていながらも 追求せずにはおれないものがありやした。
中身の解らぬ匣は 開けずにはおれない------人間というものは そういうものなのかも知れやせん。

氏が丸まっていびきをかいていた場所には、あっしが掛けた毛布が きちんと畳まれておりやした。
-------「蟹田さん?」
便所でやしょうか?
しかし、我がすり切れた四畳半一間は 隅々まで しんと静まりかえってやした。
すぐそこのコンビニにでも行っているのでやしょうか?

画面はまっくろでやしたが、氏が切ってから二人共眠った筈のパソコンの電源が ОNになってやした。
キーボードのF5を押しやした。
あっしのブログの 今日十二月十六日公開記事「短歌『絶望』」が立ち現われやした。
記事の下方の ナイス欄とコメント欄を表示しやした。
みなさんからの 幾つものナイスマーク あたたかいコメント・・・さいなら3い.jpg
その中に-----
「さいなら by 蟹田」
・・・・???
あっしは ごしごしと瞼をこすりやした。
-----えっ?! 蟹田さん、さいなら って・・・・?!
さいなら って どういう意味でやすか?
そう言えば、ゆうべ 「わいの役目は終わりや」って言ってやしたね。
役目が終わったって どういうことでやすか?
さいなら って 永久の別れのさいならでやすか? 
来年も再来年も一緒に呑みたいでやす! さいならなんて嫌でやす!!
コメントが書き込まれた時刻を見ると、まだ ほんの二十分ほど前でやす。
あっしは、顔も洗わず髪も整えず ねずみ色のゴムぞうりをつっかけ すり切れた四畳半を飛び出しやした。
今なら 氏はまだ 西荻窪駅で電車を待っているかも知れやせん。

中華料理屋や安売り店がガラガラとシャッターを上げる まぶしい西荻商店街を駆け抜けやした。
蟹田さん! あなたはやっぱり あっしに勝るとも劣らぬアナログ人間だったなんていうのは嘘だったんでやすね!
あっしより後にパソコンを始めたなんてのも嘘だったんでやすね!
だって よくよく考えると、「ソネクジ」の一言で、インターネットをやっていて プロバイダーはソネットを利用しているなんて、アナログ人間に察することのできる筈はありやせんものね。
米屋の前、スズメの群れが飛び立ちやした。
「カイザーのド素人めが」って言ってやしたね。さいなら3り.jpg
あなたはパソコンのプロなのでやしょう?
カイザーって、「いきさつ」で あっしに中古のノート型パソコンをくれた 山高帽に白塗りカイザーひげの のっぽの男でやすよね。 ゆうべの画面にも現れた。
あの男とは知り合いだったのでやすね!
それに、その前の晩に あっしがころがり落ちて騒動に巻き込まれた店-----あんなにめちゃくちゃになった店内の動画を観ても ちっとも驚かないなんて。 
もしかして-------
肉屋のコロッケを揚げる音が 一瞬にして過ぎやした。
もしかして 蟹田さん、あなたは ほんとは IT関係で成功して 新宿で幾つもの飲食店を経営する実業家なんじゃないでやすか?
あの よれよれの黒いTシャツやトレーナーに ボサボサの白髪頭からは いささかとっぴな臆測だと思いやしたが、しかし そう考えると 何もかもつじつまが合うのでやした。
あっしがいつも呑んでいる新宿東口のあの界隈には 氏の経営する飲食店が点在し、すると あっしが偶然ころがり落ちた巨大な水槽のある座敷の店も 蟹田氏の店だったとしても そう不思議なことではなく、カイザーも 氏の経営する 芝居を演る飲食店の従業員である-----と。
カイザーは、あっしが水槽の店で失くしたあっし愛用のゴムぞうりをあずかっていた。
のみならず、「ぼんぼちぼちぼち」というあっしのニックネームも 最初っから知っていた。
あなたは 変わり者でひねくれ者で一筋縄ではゆかないに決まっているあっしに、こんな作戦でもって ブログデビューに導いてくれた。
これで、何もかもつじつまが合うのでやす。
否、あっしが 無理矢理 つじつまを合わせようとしているだけに過ぎないのかも知れやせん。
山らしきものの一部を見ると そこにあるのは山である と思いたい、山である筈だ-----人間というものは、そう思考せずにはおれないものなのかも知れやせん。
駅前アーケードのピンクの象さんの下を駆けやした。
蟹田さん! まだホームにいてくださいでやす!!

西荻窪の駅舎に着きやした。さいなら3ほ.jpg
改札を通ろうと------ あっしは 余りにも動転していたために 財布もスイカカードも持って出なかったことに気づきやした。
中央線上りホームの見える場所は・・・・
あっ! あの場所からなら!!
駅北側の交差点に出やした。
上りホームにパラパラと人影が見えやす。 電車は行ったばかりではないようでやす。
ホームを真正面に向き立ちやした。
「蟹田さーーーーん 蟹田さぁーーーーーーーん」
あっしは 両手を口の脇にそえ、全身でもって ありったけの声を飛ばしやした。
北口商店街の人達や通行人になぞ どう思われてもいいと思いやした。
「蟹田さぁぁーーーーーーーーーん! 蟹田さぁぁぁーーーーーーーーーーーーん!!」
これっきりなんて嫌でやす! 来年も再来年もその次の年も お互いに毒づき合いながら呑みやしょうでやす!!
「蟹田さぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!・・・・・・かっ・・・・・」
駄目だと思いやした。
氏は もうすでに、中央線上り電車に揺られて行ってしまったのでやしょう。
がっくりと 両膝に掌を置きやした。
あっしは裸足であることに気づきやした。
全身で駆けてきた途中、愛用のゴムぞうりは どこかにすっとんでしまったようでやした。
師走のアスファルトが あっしの足裏を ひた と冷してやした。

「おぅ ぼんぼちぃ、来てくれたんか」
あっしが顔をあげると------
ホームの上、蟹田氏が微笑んでやした。
その微笑みには、優しさと 寂しさと あっしを包み込むような何か大きなものが溢れてやした。
「蟹田さんっ! さいならって あっしともう一緒に呑まないってことでやすか? わいの役目は終わりやって どういう意味でやすか?! なんで さいならしなきゃならないんでやすか?!!」
氏のぶしょうヒゲに囲まれた口元が 寂しく笑いやした。
「蟹田さんっっ!! 蟹田さんっっっ!!!」
氏は、焦点の合わないようなまなこで あっしを見下ろすばかりでやした。
-----「蟹田さん! あなたは 一体 誰なんでやすか??!!」
一旦 足元に視線を落とした氏のまなこが 力強く テラ と光り、まっすぐに あっしに注がれやした。
氏は、一つ 大きく深呼吸しやした。
「わいのソネットブログのニックネームはな・・・」さいなら3と.jpg
氏の前を 特別快速がゴーーーーッと通り過ぎてゆきやした。
再び姿が見えた時、すでに言葉を終えた氏は 苦笑してやした。
「わいのブログマークはな・・・」
あっしの前を 2tトラックが永ちゃんの歌を響かせながらジャガジャガ過ぎてゆきやした。
すでに言い終えた氏は、足元を見ながら 首を左右に振って笑ってやした。
再び 氏のまなこがテラと光り、あっしにより強く注がれやした。
「わいが誰かっちゅうとな、・・・・わいはな」
氏は ホームの屋根を見て 大きく呼吸をしやした。
「わいは・・・」
また 上りの中央線がすべり込みやした。
が、今度の電車は 停車しやした。
車扉の大きな窓に 氏の姿が現れやした。
と、その脇には、山高帽に白塗りのカイザーひげの男が立ってやす。
乙姫様のように美しいママさんと 名古屋章似の板長 若い板さん達も、並んで こちらを見下ろしてやす。
車窓からは、黒子二人が 互いに 押し合いへし合いしながら 上半身を乗り出し、棒の先に付いたカゴから 紙吹雪をユサユサまいてやす。
蟹田氏の口が パクパクと動きやした。
「・・・・えっ?」
そうしたところで聞こえる筈もないのに、あっしは 耳の後ろに 掌を やや丸めて沿わせやした。
電車がすべり出しやした。
氏は かすかに寂しく微笑んだまま、まっすぐ前を向いておりやした。
「・・・・蟹田さん・・・・蟹田さん・・・・」
カラのホームに 紙吹雪だけが舞い踊りやした。
あっしの視界に映るものは------ホームも 信号機も パン屋サンジェルマンも タクシーも 横断歩道も------何もかもが 水底にあるように うにょうにょに歪みやした。
あっしの足の甲に うにょうにょの三角の紙吹雪が一枚 舞い落ちやした。

あっしはいつから蟹田氏と呑み交してしたのか------ブログを始めた去年の九月よりは前であったことは明らかでやすが------それがいつからだったのか 思い出せやせん。
カラの椅子にボワッとその存在が浮かびあがり 動き出すように、氏は いつの間にやら あっしの横で ビールの泡を口角にくっつけて 揺れていたのでやした。
あっしの臆測は、荒唐無稽で トンチンカンで まるきし見当はずれかも知れやせん。
単なる偶然を 必然と思い込みたいだけかも知れやせん。
氏を あっしの人生に於ける水先案内人と信じたいだけかも知れやせん。
しかし------
さいなら3ぬ.jpgあっしは ブログという手段にたどり着き、この一年余の間 とどこおりなく つつがなく更新を続け、己れの何がなんでも吐き出したいものを吐き出し終わり、そして これからは 余裕の気持ちでもって続けてゆけるという幸せを掴めたのは まごうことなき事実でやす。

その日の夜、飲み屋「どん底」の扉を押してみやした。
が、氏の姿は 薄暗いカウンターの一番奥に 見えやせんでやした。
次の日もその次の日も、ぐい呑みを手に 待ってみやした。
しかし やっぱり、よれよれのトレーナーにボサボサの白髪頭は、現れやせんでやした。
あっしのブログのナイス&コメント欄に 蟹田氏は毎日のように入力してると言ってやしたが、相変わらず それがどれなのか 解りやせんでやした。
けれど ソネットブログは、同ブロガーの多くのみなさんが「重い重い」と書かれている時も、あっしのは それほどでもなくなってやした。

蟹田氏は 目前に居るのにそこに居ないような 存在自体が虚構のような 不思議な男でやした。
いえ、虚構のような ではなく あっしが居ると思いこんでいただけの 虚構だったのかも知れやせん。
ブログの世界 インターネットの世界といったものも、あっしらが頭の中で必死に創り上げているだけの 虚構なのかも知れやせん。
否、あっしという人間そのものも、あっしが自分は実在していると思い込んでいるだけの 虚なのかも知れやせん。
しかし、だとしても、あっしは ブログを書き続けないわけにはおれないのでやす。
虚なるあっしの 虚なる 虚しい作業だとしても、ブログを書くことで あっしは 初めて呼吸(いき)づくことができたのでやす。
たとい、それすらも、虚なる呼吸であったとしても。

さいなら3を.jpg


                        -------完-------



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ulyssenardin36000

一っ気に拝読させていただきました!過ぎ去る時間の案内人・・・
年末の寒空に何処へ・・・・
来年はきっとまた元気な姿で現われてくれることでしょう!どうぞ、よいお年をお迎えくだいまし!^^
by ulyssenardin36000 (2010-12-31 07:51) 

hatumi30331

いったい、蟹田さんは・・・誰!?
わいは・・・わいは・・・の下りで
笑ってしまいながら・・・・ドキドキもしつつ、一気に読んでしまいました。 謎は残るばかりですね。
面白かったです。
また来年も、楽しみにしています。
これからもよろしくお願いしますね〜。
よいお年をお迎え下さい。
by hatumi30331 (2010-12-31 10:06) 

馬爺

今年半年間訪問NICE!を戴きありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ!
良いお年をお迎えくださいませ。
by 馬爺 (2010-12-31 10:06) 

センニン

本年はご訪問、nice! コメントをたくさんいただき有難うございました。
来年も引き続きよろしくお願い致します。
どうぞ良いお年をお迎えください。
by センニン (2010-12-31 10:23) 

土芽

読ませますねぇ。
蟹田さん、不思議な、一体誰なのでしょうか。
来年もまた宜しくお願いします。
良いお年をお迎えください。
by 土芽 (2010-12-31 11:07) 

hayama55

一気に読んでしまいました。

一年間、お疲れ様でした。
来年もよろしくお願いいたします。
by hayama55 (2010-12-31 12:14) 

YUTAじい

来年も宜しくお願いします。
良いお年をお迎え下さい。
by YUTAじい (2010-12-31 12:23) 

krause

今年もお世話になりました。良い年をお迎え下さい。また2011年も宜しくお願い申し上げます。
by krause (2010-12-31 12:52) 

rtfk

来年も楽しみにしております^^)
by rtfk (2010-12-31 13:32) 

たかれろ

今年も一年お世話になりました(^^
良い年をお迎えください♪
by たかれろ (2010-12-31 14:23) 

matcha

ぽんぽちさん、nice!やコメントを頂きながら
ご返事もせず、すみません。
パソコンを何とか設定できましたので
これで、通常モードに戻れそうです。
と言っているうちに、もう大晦日・・・。
早いものです。
来年も、ぽんぽちさんにとって良い年でありますよう
祈っております。
来年も、今年と変わらぬお付き合い
お願いいたします。
by matcha (2010-12-31 14:26) 

toyo

無責任かもしれませんが、感動しました。
コメントしたくても・・言葉が出てこない・・というか、
できない気分です。
どうぞお心を健やかに・・くらいしか言えませんが、どうか
来年もよろしくお願いいたします。

ぼんぼちぼちぼち様にいいことがたくさんありますように。

by toyo (2010-12-31 14:43) 

漢

♪~お酒は温めの燗がいい~つまみは炙ったイカでいい~♪
by 漢 (2010-12-31 15:02) 

conta

まるで映画のラストシーンを見ているようです。来年も宜しくお願い致します。
by conta (2010-12-31 15:05) 

にすけん

 こういうお話、実は通信ツールの発達した現代ならではで、昭和の時代だったらあり得ないんですよね。ちょっと不思議な感じがします。
 では、良いお年を。

by にすけん (2010-12-31 15:05) 

muzik

今年最後の短編小説、面白かったです。
此方のブログを知り得たことは、今年の収穫でもあります。
来年も、面白いお話と短歌を楽しみにしています。

良いお年をお迎え下さい。
by muzik (2010-12-31 16:20) 

erucat

来年もよろしくお願いします^^
良いお年を^^
by erucat (2010-12-31 16:21) 

Huck_Finn

今年は、大変お世話になりました。
よいお年をお迎えください。
by Huck_Finn (2010-12-31 17:06) 

木鶏

どうぞ、佳き新年をお迎えください♪

by 木鶏 (2010-12-31 17:28) 

b.b.mk2

蟹田さん、行ってしまいましたか・・・
いやぁ、沈着冷静なぼんぼちさんのキャラクターが、人目をはばからずに大声で叫びながら裸足で蟹田さんを捜しまわるくだりには胸が熱くなりましたよ。お見事です。蟹田さんが誰であるかっていうことに引きずられながら、このブログってものの特異な人間関係や危うさ、それに関西弁のひょいと垣根をとびこえる力についても考えさせていただきましたよ。来年もよろしくです♪
by b.b.mk2 (2010-12-31 17:35) 

qoomama

こんにちは^^
いつも拙いブログにご訪問いただきありがとうございました!

来年も記事のアップを楽しみにしております。
良いお年をお迎えください^^)/
by qoomama (2010-12-31 17:46) 

aranjues

1年間魅力的な記事で楽しませていただき
ありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。
良き年をお迎え下さい。
by aranjues (2010-12-31 17:52) 

せつこ

今年は、ご訪問ありがとうございました。
良い新年を、お迎えください。
by せつこ (2010-12-31 18:21) 

nanamama

今年1年大変お世話になりました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

良い年をお迎えください。
by nanamama (2010-12-31 18:42) 

えりある

来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
by えりある (2010-12-31 19:09) 

りりー

こんばんは!
良いお年をお迎えください(^^)!☆
by りりー (2010-12-31 19:59) 

しょうたく

来年も楽しみにしています。よいお年をお迎えください。
by しょうたく (2010-12-31 20:02) 

海を渡る

今年は短い間でしたが、お付合い頂きありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年をお迎え下さい。
by 海を渡る (2010-12-31 20:55) 

pon

本年はいろいろありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年を・・・
by pon (2010-12-31 21:02) 

ぽて

え、何??ノンフィクションかと思いました。
蟹田さんはまた現れてくれるのでしょうか・・・。
NHKのドラマスペシャルのようなカッコ良さがあります^^

良いお年をお迎えくださいませ☆
by ぽて (2010-12-31 22:14) 

つなみ

がふっ・・謎・・^^;
ぢごくのヒキで・・。
いつもありがとうございます。
良い年の瀬をお過ごしくださいませ。
来年も良い年になりますように。
by つなみ (2010-12-31 22:18) 

風船かずら

よいお年をお迎えくださいませ。
by 風船かずら (2010-12-31 22:33) 

sigedonn

「師走のアスファルトが あっしの足裏を ひた と冷してやした。」
想像力のトリガーをたくさんいただけました。
今年にさいなら。


by sigedonn (2010-12-31 23:56) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

あっという間に2011年でやすね\(◎o◎)/
昨年は、あっしの趣味の自己満足のプログに
お忙しい中 足をお運びいただきやして ありがとーございやす、恐縮の限りでございやす。

蟹田氏は あっしにとって何かというと・・・・ふあなやおよせ・・・・
あっ・・・すいやせん・・・酔いの深海に沈みこんでしまいやした・・・かおんなにら・・・・
元旦に解説しやすでやすっっっ ひっっっっく・・・・
みなさん よいお年をでやすうっっっっっ・・・・・
なによわ・・・・ふあうえおやゆよわほへ・・・・・
by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-01 00:22) 

まっきー

2010年はありがとうございました。
輝く2011年の門出をお祈りします。
これからもいろんな記事を楽しみにしてます。
by まっきー (2011-01-01 02:13) 

vientre-dolor

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。^^
by vientre-dolor (2011-01-01 07:55) 

conta

新年明けましておめでとうございます。今年も記事楽しみにしております。
by conta (2011-01-01 09:02) 

Ranger

新年明けましておめでとうございます。
本年もblog等で、宜しくお願いいたします。
新しい年が最高にハッピーで良い年になりますように!^^

by Ranger (2011-01-01 12:23) 

そらへい

明けましておめでとうございます
西荻の街中の光景が懐かしかったですね。
蟹田氏は、自分の役目の重さに耐えかねて
身を引いたのでしょうか?
とてもそんな小さな人には思えません。
きっと、また登場されることがあるのだと思います。
2011年バージョンの蟹田氏はまた、どんなふうに変身しているのか
楽しみでもあります。
今年も、よろしくお願いします。
by そらへい (2011-01-01 13:15) 

b.b.mk2

あけましておめでとうございます
今年も楽しませて下さいね♪
by b.b.mk2 (2011-01-01 13:18) 

Live

新年明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
この世の時代は、もしかしたら人は天下の回り者なのかもしれません。
by Live (2011-01-01 16:01) 

oるいo

あけましておめでとうございます。
そして、niceありがとうぎざいます!!!
今年もよろしくおねがいします(^v^)

by oるいo (2011-01-01 16:21) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

あけましておめでとーでやす\(◎o◎)/
案の定 宿酔のあっしでやす(◎o◎:


蟹田氏は何だったかというと
すでに幾人かのかたがたが解釈してくださっている通り
「ぼんぼちの人生の水先案内人」なんでやすね。
「ぼんぼちが内的吐露をせむとする手段を照らし導いてくれた観念の水先案内人」でやす。

で やすから、一年余の間に「いきさつ」「それから」「これから」「みなさん」そして「さいなら」と連載してきやしたこの続き物は
観念的私小説でやす。

蟹田氏は、何故 「さいならⅠ」で うち沈んでいたかというと
ぼんぼちが12月13日に公開した「山田孝之氏・探し続けていたリアリズム演技」を読み
ぼんぼちが このブログによって どうしても吐きだしたかったものを吐きだし終わり これからは余裕を持って このままこの調子で更新してゆける
というところに到達したと察したからでやす。
そして、最後に ぼんぼちのパソコンを良好な状態にもっていくことで 水先案内人 最後の任務を完了させたのでやす。

解り易い例えを挙げると----
よく、自分の中の 悪の心と善の心が葛藤している時に
虫歯菌みたいな悪魔の扮装をした自分と 天使のいでたちの自分が現れて やいやい言いやすね。
で、悪にしろ善にしろ そのどちらかに 心迷うことなく突き進みはじめた時には
悪魔も天使も消えてしまいやすね。
だから 蟹田氏もここで去ったのでやす。

人生の、しかもデジタルの世界への水先案内人 というと
通常、ピッと銀縁の眼鏡をかけて細身のスーツでかためたスラリとした青年 といったものを思い浮かべるかたが殆どだと思いやす。
が、あえて その真逆の風貌にしてみやした。

その理由は、我々が 人生に於いて何かに導かれて新たな路につき進むというとき
我々は、ほう これを辿ればいいのだな などと すいすい進んだりは決してしやせん。
迷ったり こっちは違うぞと思ってしまったり 反発したり
また、それが水先案内であるという認識というものすらも なかったりしやす。

で やすから、作中のぼんぼちには ラストまで 蟹田氏が何者であるかは
臆測だけで 具体的解明はされないままにしやした。

また、蟹田氏の関西弁については、めちゃくちゃであるという認識はあるものの 恥ずかしながら 具体的にどこがどう間違っているのか解らないので
関西圏にお住まいのかたに読んでいただくのは
あっしの気づかない後頭部のハゲを凝視されるも同然のみっともなさがありやす・汗。

が、蟹田氏は 関西圏をあちこち流れ流れていたらしく
しかし それすらも真実かどうか解らない
畢竟 観念世界の住人だったので・・・
という自己弁護をさせていただいて 逃げることにしやす・苦笑。


みなさん、今年もブログ楽しみやしょうでやすっっっっ\(◎o◎)/


by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-01 17:18) 

ナビパ

明けましておめでとうございます。
旧年中はありがとうございました。
飛躍の良い一年でありますように^^b
by ナビパ (2011-01-01 18:10) 

kurakichi

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さあ次の観念小説はいかに 期待が高鳴ります。
by kurakichi (2011-01-01 20:47) 

youzi

昨年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
新しい年が万事如意な一年になりますように!
by youzi (2011-01-01 22:09) 

モッズパンツ

     ∧_∧
     ( ´∀` )  新年あけまして
     /     ヽ
    し、_X_ ノJ  /■\


      /´⌒⌒ヽ
    l⌒    ⌒l  おめでとうございます
   ⊂ (    ) ⊃/■\
      V ̄V


新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。



         おにぎりワッショイ!!
      \\  あけおめワッショイ!!  //
  +   + \\ ことよろワッショイ!!//+
                              +
      +   /■\  /■\ /■\  +
        ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
   +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
         ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
         (_)し' し(_)  (_)_)


by モッズパンツ (2011-01-02 00:18) 

tooshiba

ご訪問下さいましてありがとうございました。
by tooshiba (2011-01-02 00:49) 

sigedonn

二日酔の中で、ご丁寧な解説でスタートされたこの一年。
まだまだ、不惑とはいきますまい。(ふっ・・・・
札幌も異常に雪が少なくて、楽ですが・・・後が怖い。
本年も(は)、よろしくお願いします。
by sigedonn (2011-01-02 01:05) 

優花風音

あけましておめでとうございます。
昨年は色々なテーマでお話させていただけて、嬉しかったです。
まだまだ未熟者ですが、今年もよろしくお願いいたします。
ぼんぼちさんの世界、楽しみにしています(^O^)/
by 優花風音 (2011-01-02 02:23) 

吟遊詩人41

今年もよろしくお願いいたしやす^^
by 吟遊詩人41 (2011-01-02 03:04) 

ミムラネェ

明けましておめでとうございます
例え・・・ぼんぼちさんが虚構であっても・・・
私の心には確実に存在する様です^^
本年も活躍お願いいたしま~す(≧▽≦)
by ミムラネェ (2011-01-02 10:32) 

SORI

HAPPY NEW YEAR
今年もよろしくお願い致します。
by SORI (2011-01-02 10:49) 

デルフィニウム

あけまして おめでとうございます (^Ⓓ^*)
by デルフィニウム (2011-01-02 10:59) 

sakuran-pon

nice!ありがとうございます。
蟹田さんめっちゃ気になります@@;
by sakuran-pon (2011-01-02 11:07) 

haku

明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願い致します^^;
by haku (2011-01-02 11:08) 

駅員3

あけましておめでとうございます[わーい(嬉しい顔)]
今年も宜しくおねがいします[ウィンク][手(パー)]
ほんぼちぼちぼちさんが健康で、幸多き一年となりますことをお祈り申し上げます[ぴかぴか(新しい)]
by 駅員3 (2011-01-02 11:25) 

inacyan

また引き込まれちゃいました(^^)

明けましておめでとう御座います<(_ _)>
今年も宜しくおねがいします。

by inacyan (2011-01-02 11:50) 

みんこ

あけまして、おめでとうございます。
ブログにご訪問&nice!ありがとうございます。
by みんこ (2011-01-02 12:10) 

リュカ

あけましておめでとうございます。
なんだかぐいぐい引き込まれて記事読みました!
by リュカ (2011-01-02 12:30) 

楓〇

あけましておめでとうございます。
年末に訪問するつもりでしたが
年が明けてしまいました。

ぼんぼちさんの深く豊かな発想に脱帽です。

私の中で蟹田氏は、関西圏を流れ流れて
首都圏に辿り着き、時と場合に応じて
標準語も話す、今ではバイリンガル(?)という
位置づけになっております。

年末に読んだ一冊からも爽やかな感動を与えられましたが
ぼんぼち様の私小説も爽やかです。
なんだか、今年は爽やかな一年になりそう。(^^)

本年も宜しくお願い致します。
by 楓〇 (2011-01-02 12:55) 

nano

訪問nice!ありがとうございますm(__)m
by nano (2011-01-02 16:10) 

sak

あけましておめでとうございます
今年も楽しみにしています
素敵な2011年でありますように♪
by sak (2011-01-02 16:47) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

あけまして おめでとーでやす\(◎o◎)/
今年二日目を どうお過ごしでやしょうか?
宿酔の抜けた今日、あっしはまた 新たな酒の海に泳ぎ出さむとしているところでやす(◎o◎:

今回 とんでもなく長いシークエンスだったにも関わらず
読んでくださり 嬉し涙のナイヤガラでやす(ToT)
楓〇さん、お優しい言葉 ありがとでやす・ぺこりっ。
ミムラネェさん、テーマを御理解くださり よっしゃ!と両の手を拳にしたあっしでやすo(◎o◎)o

今年も勝手に 自己満足の小説 書きやす(◎o◎)V
一話読み切りもので 月一ペースで十二話、
「あっしの前世の話」として お送りいたしやす。
今年は 寓話でやす(◎o◎)b

みなさん、和やかなお正月を愉しまれてくださいでやす(◎o◎)/


 
by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-02 16:48) 

いそしぎ

あけましておめでとうございます。
小説、興味深く拝読させていただきました。
今年もよろしくお願いいたします。
by いそしぎ (2011-01-02 17:18) 

cafelamama

とても興味深く拝読しました。
今年もよろしくです。
by cafelamama (2011-01-02 17:23) 

めぇてる

明けましておめでとうございます
気が付いたら
ぼんぼちぼちぼちさんの世界に引き込まれていました
今年もよろしくお願いします
by めぇてる (2011-01-02 17:34) 

トックリヤシ

明けましておめでとう御座います。今年もよろしく~です。^^
by トックリヤシ (2011-01-02 17:56) 

tossy

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年も良い写真&コメントお願いします。
by tossy (2011-01-02 18:22) 

レン

A HAPPY NEW YEAR !
今年もよろしくお願いいたします。
by レン (2011-01-02 21:50) 

まりっぺ

明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願い致します
by まりっぺ (2011-01-02 22:13) 

ナベちはる

明けましておめでとうございます。
今年も昨年に引き続き、宜しくお願いいたします。
by ナベちはる (2011-01-02 22:24) 

み〜ちゃん

あけましておめでとうございます☆彡

by み〜ちゃん (2011-01-02 22:38) 

雉虎堂

明けましておめでとうございます
読み終わって溜息一つ(-。-)=3フウ

「ブログをやっている自分」
「ブログでいろいろな人と交流している自分」なんて
1年前までは想像もつかなかったのに……
と不思議になることがよくあります

なにか不思議な存在が新しい世界の扉を
開いてくれたのではないか……
私にとっての「蟹田氏」はだれなのかな……
なんて考えています

ことしも深部感覚が揺らぐような体験を求めて
こちらのブログにお邪魔いたします♪

どうぞよろしくお願いいたします(^-^)
by 雉虎堂 (2011-01-02 22:46) 

ポートス

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
by ポートス (2011-01-02 23:43) 

りりー

訪問、nice頂きありがとうございます!
また伺わせて頂きます^^☆
by りりー (2011-01-03 00:48) 

シンシン。

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします(^o^)
by シンシン。 (2011-01-03 03:35) 

akipon

明けましておめでとうございます。
ブログの中に限らず、我々誰もが映画のマトリックスさながら
仮想現実の中で生かされてるのかもしれません。
とすれば、蟹田氏はコンピュータと戦うモーフィアス!?
何れにせよそうした構図から言えば、
ぼんぼちぼちぼちさんは、救世主ネオなのかも(笑)
今年もよろしくお願いします。
by akipon (2011-01-03 03:58) 

aZU

明けましておめでとうございます。
2011年が穏やかで幸多き年と
なりますようお祈り申し上げます。

今年も宜しくお願い致します。
by aZU (2011-01-03 05:34) 

ぼんぼちぼちぼち

みなさん

あけまして おめでとーでやす\(◎o◎)/
新年三日目、東京は晴天でやす。

こうして みなさんとブログの世界で袖すり合うも何かの御縁でやすね。
みなさんも、それぞれの 蟹田氏に相当する何かに導かれて
今 ここにおられる訳でやすもんね。
この御縁 大切にしてゆきたいと思いやす。

今年もブログを通じて さまざまな発見をしてゆきやしょうでやすっっっ(◎o◎)V
by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-03 10:40) 

よいこ

なるほど、そういうことでしたか。
蟹田氏に別れを告げて、ここから今年のテーマに突入ですね。
今年の読み物も楽しみです ♪
最後になりましたが、
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします~

by よいこ (2011-01-03 19:44) 

ぼんぼちぼちぼち

よいこさん

そーいうことなんでやす。
役目を終えた蟹田氏は去り、あっしは今年は 前世の記憶を
想い出す予定でやす(◎o◎)b

今年も いろんなお野菜の情報 教えてくださいでやす\(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-04 11:53) 

opas10

あけましておめでとうございます。
すっかりぼんぼちぼちぼちさんの世界に引き込まれてしまいました。昨日北方から帰京する途中に電車が「蟹田駅」に停車した際にも、ついついこの蟹田氏のことを思い出してしまいました。
今年もよろしくお願いいたします。
by opas10 (2011-01-04 14:20) 

rari

【水槽】_ _ )o明けましておめでとう御座います~
なんだか 前回分のコメントでネタばらししてしまったようで
恐縮です~~;;
(落語の落ちを先に言っちまう無粋者気分)
でも やっぱ読んで ああこんな表現方法もあるんだなっと
感慨に耽ってしまいました(〃∇〃)
(ちなみにオレの中の「蟹田氏」はこけしみたいな風体…無機質だw)

次に「蟹田氏」に会えるなら
ぜひ 女性で会いたいものです~( ´艸`)
by rari (2011-01-04 14:41) 

ミソ

夢現感が、とても面白かったです。

あと、1日の「後頭部のハゲを凝視される」のコメントもウケました(/ω\)ウククク
by ミソ (2011-01-04 21:06) 

ぼんぼちぼちぼち

opas10 さん

おめでとーでやす\(◎o◎)/

蟹田駅でやすか(◎o◎)
それはあっしも通ってみたいでやす!

今回 とんでもなく長いシークエンスだったのに
読んでくださって恐縮でやす・ぺこりっ。

今年もブログ 楽しみやしょうでやす(◎o◎)/

by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-04 23:46) 

ぼんぼちぼちぼち

rari さん

おめでとーでやす\(◎o◎)/

いえいえ、テーマを早くに解っていただけるのは とても嬉しいでやす・ぺこりっ。
決して解り易い提示の仕方ではなかったし
また そのテーマ自体 ピンと来るかたは少ないだろうな
と予測していただけに ものすごく嬉しいでやすっ\(◎o◎)/

そう、寸詰まりのこけしみたいなイメージでやす(◎o◎)b
「さいなら・Ⅱ」では、それが ずんずんずんってついて来る感じでやす。


by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-04 23:55) 

ぼんぼちぼちぼち

ミソさん

今回、駅に着くまでの件りで二回に分けようか かなり迷ったんでやすが
流れ・スピードの変化 といったもののほうを選び
結果 こんなに長いシークエンスを公開してしまいやした。
なので、どれくらいのかたが読んでくださるのだろう?
と だめもとな気持ちも大きかったのでやすが
沢山のかたにちゃんと読んでいただき 恐縮の限りでやす。

あっし憧れの地の関西弁、これから 正しく勉強しようと思っておるしだいでやすf(◎o◎)
 
by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-05 00:06) 

qooo

蟹田さん、行ってしまったんですね〜。
愛用のゴム草履が飛んでしまって、ひやっとした地面を踏んだ
感覚が、なんとなく、伝わってくる様な気がしました。
駅まで、走ったんだろうな〜と、思うと、
なんだか、しみじみ寂しくなりますね。
とても、面白かったです〜。
by qooo (2011-01-05 06:16) 

ぼんぼちぼちぼち

qooo さん

へい、行ってしまいやした・・・
いくら呼んでも もうだめだー と思ったとき
アスファルトの冷たさが ぼんぼちの足裏に染みたんでやすね。

本好きの qooo さんに 面白いと言っていただき
光栄でやす・ぺこりっ。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-05 11:08) 

なゆきし

明けましておめでとうございます。
おもしろかった~
光景が目の前に浮かんで
私もその中にいるような錯覚を覚えました。

今年も楽しみでやんす^^

今年もよろしくお願いします。

by なゆきし (2011-01-05 22:58) 

ぼんぼちぼちぼち

なゆきしさん

おめでとーでやす。

光景が浮かんでこられたとは、嬉しい限りでやす・ぺこりっ。
こういうシナリオ的な表現方法 解っていただけたとは
こう書いて良かったんだな! とほっとしやした。

今年もブログ 楽しみやしょうでやすっっっ\(◎o◎)/
by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-06 12:33) 

bamboosora

15年ぐらい前に手放してしまいましたが、
HONDA XLR250R BAJA に乗ってました。
(写真を見て、思い出しました。)
by bamboosora (2011-01-07 14:48) 

ぼんぼちぼちぼち

bamboosora さん

あぁ、そうでやしたか。
あっしは バイクやスクーターには まるで疎いんでやすが
記事に添える写真のいい素材になるものを こうしてしばしば発見しやす。

これは、確か 中野か高円寺の住宅街に放置されてたものでやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-07 16:05) 

リンさん

すごく面白かったです。
私もぼんぼちさんと一緒に、蟹田さんを追いかけたかったです。
正体がわからずに終わるところもいいですね。
だけどきっと繋がっていると思うと、何だかワクワクしますね。
いいお話をありがとうございました。
by リンさん (2011-01-08 10:07) 

ぼんぼちぼちぼち

リンさんさん

蟹田氏が何をやっている人物かをどこまで明かすか 実はかなり考えやした。
作中のぼんぼちにも はっきりと明かすか
ぼんぼちには明かさずに 読者には明かすか・・・
で、結果 ぼんぼちの臆測だけ という形にしやした。
今 改めて こうして良かったと思ってやす。

何故なら、あっしの二番目のコメントにも書いたように
蟹田氏は ぼんぼちの人生の水先案内人なわけでやすから
ラスト 具体的に明確してしまうと、その意味合いが薄れて
単なる 具象小説になってしまうからでやす。
あくまでこれは、具象に材を取った抽象小説なので。
(過去記事「藪の中」にて例えた リアルに描かれた宙に浮くリンゴに相当しやすね)

私達が人生を歩んでゆくのは 言わずもがな単純な作業ではないでやすね。
で やすから、人生の水先案内人との関わり合いかたも
このように描こう と。
そして、私達人間の半分は観念で出来ているわけでやすから
いかにもの舞台役者やその裏方 乙姫様のような人物
「これから」での本物そっくりのニセ卵 などを登場させ
現実と虚構の境目があいまいになるようにしやした。

つまり、この長編作品は、あっしがブログというものに辿りつき歩みはじめるまでを告白した 抽象表現の観念的私小説
でやす。


by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-08 12:38) 

recchu

素晴らしかったです。
かなり翻弄されました。
かといって、そのなかにリアルなぼんぼちさんがいらっしゃらないわけでは決してなく
だからこその引力であるわけで
私も、もっとここで自由な呼吸を出来るように
この手法、僅かなりとも(到底マネにも及ばないであります)
学ばせていただきたいっ!
ぼんぼちさんの世界感、大好きです。
まったくの虚構などに興味ありません
そしてひとさまは他人のリアルな部分になど全く興味はないわけで
おぶらーとに包んだリアルさで、心の呼吸を続けていきたい
やはり そう思いました。
楽しみしていると言いつつ
こんなに遅くなってしまってすみません。
でも、今読むべくして読めたので、良かったです。
本になさいませんか?
是非手にとって何度も読みたい小説であります。

by recchu (2011-01-28 11:02) 

ぼんぼちぼちぼち

recchu さん

沢山コメントくださって ありがとでやす・ぺこりっ。
自己満足で書いているものの やはり 読んでくださるかたのお声は とても励みになるものでやす。

そう、これは過去記事「車谷長吉氏・己れにつきたてる刃の深さ」でも述べさせていただいたんでやすが
大事なのは、自分の精神に正直に残酷になること なのではないかと
あっしなりにではありやすが 思うんでやす。

あ、ブログ製本 先日 注文したんでやすよ(◎o◎)b
手元に届いたら 少し先に記事でそのこと書くかもでやすっ♪
by ぼんぼちぼちぼち (2011-01-28 15:43) 

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