映画好き・演劇好き [感想文]
「映画と演劇とでは どちらが好きか」 と問われれば、 自分は迷わず 映画 である。
勿論、演劇にも 「見事だなぁ」 「自分の好みにピッタリだ」 と 感ずる作品は幾つもあり、又 映画にも 「時間の無駄使いをしてしまった」り 「生理的にイラッと来る」ものも数知れない。
しかし、おしなべて 「どちらのジャンルが己れの嗜好に合っているか」 というと、今迄 様々な舞台--------ストレートプレイ、新劇、ミュージカル、アングラ、社会派、不条理、古典、小劇場、翻訳物、書き下ろし物・・・・・---------- と、様々な映像---------商業、前衛、アート、ドキュメンタリー、アニメーション、無声、自主、個人、映像学科の学生の作品・・・・・----------を観てきた結果、そう答えることが出来る。
何故、映画のほうが好きなのか----------
それは、極めて端的に言い切ってしまうと、「切り取った空間を時間に於いて紡いでゆく」 という 映画が映画である理由に他ならない。
そこにこそ、心を----------というより もっと 奥底の 意識下の ----------そう、血脈に響いてくるような心地良さを感じずにはいられないのである。
演劇好きの人 というのも 又、「生身の人間が目前で演じ、その時空を共にする」、映画には成し得ない魅力に 血脈をふるわせているのであろう。
何故 「切り取り紡いでゆくこと」のほうに、 何故 「生身の人間と時空を共にすること」のほうに 魅力を感ずるのか、--------そこには 理由など無いのではなかろうか、と 自分は思う。
あるとすれば、後付けの理論なのではなかろうか、と。
「映画好き」か 「演劇好き」か は、「映画体質」 「演劇体質」 と 言い換えることが出来よう。
つまり それは、生まれ落ちた時に既に決定されている 血液型 のようなもので、数を観てゆくうちに段々と好きになるのではなく、ある瞬間 「あっ、自分 この世界好きっ」 と 気付かされるのではないかと。
そして もっと言えば、その中でも 「どんな方向性が好きか」 というのは、骨髄液の型のようなもので、よく使われる表現としての 「雷に打たれたような」 とか 「全身を電流が駆け抜けたような」 というのは そこに型の一致をみた瞬間なのでははないか、と。
そんな自分が、具体的に どんな作品と 己が骨髄液の型が一致しているのか----------- おいおい 綴ってゆきたい。
勿論、演劇にも 「見事だなぁ」 「自分の好みにピッタリだ」 と 感ずる作品は幾つもあり、又 映画にも 「時間の無駄使いをしてしまった」り 「生理的にイラッと来る」ものも数知れない。
しかし、おしなべて 「どちらのジャンルが己れの嗜好に合っているか」 というと、今迄 様々な舞台--------ストレートプレイ、新劇、ミュージカル、アングラ、社会派、不条理、古典、小劇場、翻訳物、書き下ろし物・・・・・---------- と、様々な映像---------商業、前衛、アート、ドキュメンタリー、アニメーション、無声、自主、個人、映像学科の学生の作品・・・・・----------を観てきた結果、そう答えることが出来る。
何故、映画のほうが好きなのか----------
それは、極めて端的に言い切ってしまうと、「切り取った空間を時間に於いて紡いでゆく」 という 映画が映画である理由に他ならない。
そこにこそ、心を----------というより もっと 奥底の 意識下の ----------そう、血脈に響いてくるような心地良さを感じずにはいられないのである。
演劇好きの人 というのも 又、「生身の人間が目前で演じ、その時空を共にする」、映画には成し得ない魅力に 血脈をふるわせているのであろう。
何故 「切り取り紡いでゆくこと」のほうに、 何故 「生身の人間と時空を共にすること」のほうに 魅力を感ずるのか、--------そこには 理由など無いのではなかろうか、と 自分は思う。
あるとすれば、後付けの理論なのではなかろうか、と。
「映画好き」か 「演劇好き」か は、「映画体質」 「演劇体質」 と 言い換えることが出来よう。
つまり それは、生まれ落ちた時に既に決定されている 血液型 のようなもので、数を観てゆくうちに段々と好きになるのではなく、ある瞬間 「あっ、自分 この世界好きっ」 と 気付かされるのではないかと。
そして もっと言えば、その中でも 「どんな方向性が好きか」 というのは、骨髄液の型のようなもので、よく使われる表現としての 「雷に打たれたような」 とか 「全身を電流が駆け抜けたような」 というのは そこに型の一致をみた瞬間なのでははないか、と。
そんな自分が、具体的に どんな作品と 己が骨髄液の型が一致しているのか----------- おいおい 綴ってゆきたい。
「映画好きと演劇好き」まさにその通りだと思います。「朝食を洋食にするか和食にするか」、「外出先のトイレで和式にするか様式にするか」などにも共通点は見いだせませんか?
by kiyoakit (2009-11-09 07:44)
kiyoakitさん
そうでやすなぁ。
そのあたりににも共通点見られやすなぁ。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-09 09:18)
はじめましてm(__)m
チャコが来た～大将ぢゃプレゼンツにお越し頂き
なおかつｎｉｃｅまで頂き、ありがとうございますm(__)m
映画と演劇、どちらが好きか！
面白いと思いますね
大将的には同じように映画ですねぇ
多分、人生の中で触れることが多いのが映画
残念ながら演劇は実際観る事もメディアを通して観る事も
それは映画の比では無いでしょうから
どうしても自分にとってより身近な物が好きになるでしょうね
by 大将 (2009-11-09 20:39)
私も映画のほうが好きです。
これは、田舎育ちで「映画くらいしか娯楽が無かったから」
かも知れませんが・・・
ご訪問ありがとうございました。
by ねじまきけんいち (2009-11-09 20:39)
大将さん
はじめやして。
そうでやすね、テレビでも 映画放映は毎日のように何かしらやっていても
演劇は、NHKの芸術劇場くらいでやすからね。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-09 21:40)
ねじまきけんいちさん
地方と都市部との違い というのもあるんでやしょうなぁ。
時代的にも 「映画くらいしか娯楽が無かった」時代がありやすしな。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-09 21:44)
訪問nice!ありがとうございます
過去記事も少し拝見しますね♪
by nano (2009-11-09 22:31)
ご訪問 ありがとうございました。
私は 古い日本映画が好きです＾＾
by タックン (2009-11-09 22:38)
なるほど、、
自分は演劇はあまり観ませんが、映画よりは
音楽ライヴの方が好きなので、そういう意味では
演劇好きの様です、、
by kiyotime (2009-11-09 22:43)
nanoさん
こちらこそ ありがとうございやす。
過去記事も見ていただけるとは、嬉しい限りでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-09 23:03)
タックンさん
こちらこそ ありがとうございやす。
古い日本映画作品についても、おいおい綴ってゆく計画でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-09 23:06)
ご訪問ありがとうございます。
短歌、現代的でいいですね〜
by chako (2009-11-09 23:12)
kiyotimeさん
生の臨場感がお好きなのでやすね。
あっしは 音楽はあまり詳しくはないんでやすが
少し先に、「ライブ」 と 「スタジオ録音」 どちらが好きか
という話も、映画、演劇と比較しながら書く予定でおりやしたので
「おおっ♪」 と思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-09 23:15)
chakoさん
そのお言葉、大変嬉しいでやす。恐縮でやす。
現代の都会を あっしなりに描写してゆきたいと思っておりやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-09 23:20)
こんばんは。＾＾
訪問いただき、ありがとうございます。＾＾
私は、間違いなく映画好き・・ですね。＾＾）ｖ
by keykun (2009-11-10 00:02)
私も、映画大好きですが
機会があれば、演劇も見て見たいです
最近映画も安く見れ、上映の期間が短く新作目白押しなので
良い作品に巡り合いたいです(*^。^*)
by ピカチュウ (2009-11-10 00:17)
keykunさん
そうでやすか、「間違いなく」という辺り、あっしと同じでやすなぁ・・・
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-10 20:34)
ピカチュウさん
機会があれば演劇も・・・というかたは、結構おられるようでやすな。
しかし、忙しい日本人 なかなかその機会を得るのは難しいでやすな。
映画にしろ演劇にしろ 良い作品に巡り合えた時の感動は ひとしおでやすな。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-10 20:46)
はじめまして、こんばんは。
ご訪問＆コメントくださりありがとうございました。
映画と演劇のどちらが面白いかを比較したことがないので、それを比較するのも面白いですね☆彡
by ちはる＠ナベ (2009-11-11 00:09)
私はどちらも数をこなしてやせんので、判断できやせん。（笑）
テーマによる! かな。
by がま親分 (2009-11-11 00:53)
ちはる＠ナベさん
中には 同じ作品で 映画と舞台と両方が作られているものもありやすね。
あっしは、それを観比べるのも 好きだったりしやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-11 10:48)
がま親分さん
矢張り テーマ にグッとくるものがあると
どちらのジャンルであっても 後々まで感動が残りやすな。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-11 10:54)
映画派の私です、演劇は観客に訴えようとするのに誇張した演技・表現を用いる部分に、ややもするとわざとらしく感じてしまう自分が居ます。（演劇ファンに怒られるかな）
by fuzzy (2009-11-11 12:30)
この頃映画しか見ていません。でも、演劇クラブに入っていたので演劇も好きです。
by いいだや (2009-11-11 19:16)
fuzzyさん
あっしも それは感じておりやす。
だから、あっしが好きな舞台は 小さな空間でのリアルな演技の作品が多いでやす。
勿論、これは単なる嗜好なので
大きな劇場でのデフォルメした芝居も 素晴らしい芸術だと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-11 22:29)
いいだやさん
矢張り この頃映画ばかり というのは 忙しさもあるのでやしょうか？
演劇クラブに入っていらしたんでやすね！
部活をきっかけに 舞台の面白さを知った という人も多いようでやすな。
演劇のほうが好き！！ というかたも 遠慮なく書き込んでくださいでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-11 22:43)
最後に観た映画は「男はつらいよ」です^^;
by 吟遊詩人４１ (2009-11-12 08:06)
吟遊詩人41さん
おおっ！ スイーツ好きの若きギターマン吟遊詩人41さん
意外にも 最後に観たの和菓子系でやしたか！
11月24日には、ミスドにて創った短歌を公開しやす。
よろしかったら だいずドーナツほおばりながらでも チラ と覗かれてくださいでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-12 21:46)
映画好きです＾＾♪
ライブは、ストーリー物よりバレエとか踊り系が好きです。
by ruriy (2009-11-13 16:41)
ruriyさん
バレエの美しさは 生で観る価値大だと思いやすなぁ。
かくいうあっし、未だ バレエを生で観た事ないでやす・汗
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-13 19:41)
私は映画も好きですが、どちらかと言われれば演劇です。
理由は「生身の人間と時空を共にすること」ではなくて、
舞台のセットが好きなんです。
なんだかままごとのようで楽しいし、
舞台裏のことなど想像力を掻き立てられますね。
幕が上がる瞬間などわくわくします。
by 空兵ーＳ (2009-11-14 22:31)
空兵-Ｓさん
あーーー！ なるほど！
舞台のセットなんでやすね！
確かに、ままごとみたいな楽しさを感じやす。
あっし一人では想像のつかない演劇好きのかたの意見をとても知りたかったので
コメント 大変嬉しく 又 有意義に感じておりやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-15 20:23)
こんにちは。
困ったことに、映画も演劇も同程度に好きなんですよ。
ところが、映画はテレビでも見られますが、演劇は劇場でしか観られないので、ウェイトはやはり映画ですね。
by sig (2009-11-18 11:11)
sigさん
同じくらいお好きなんでやすね。
矢張り 演劇が劇場でしか観られない という物理的事情は
大きいでやすな。
by ぼんぼちぼちぼち (2009-11-18 18:13)